ラップトップと一眼レフを持ち運ぶには


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それほど頻繁ではないのだが、ラップトップPCを持ち運ばなければならないときがある。おもに出張・旅行に出ているときで、打ち合わせ用に持っていくことは、まずほとんどない。多くて年に数回といったところか。旅行時は撮影用機材も一緒に持ち歩くことが多いが、目的地に着いてしまえばラップトップは部屋に置きっぱなしなので、フルロードで歩き回るのは、ほぼ移動時(自宅から空港、空港内、空港からホテルなど)に限られる。

ショルダーストラップ付きのボストンバッグも試してみたが、ラップトップとDSLRボディ、レンズ数本、身の回り品などを入れると、かなり重くなる。正確に測ったことはないが、おそらく7㎏は超えるのではなかろうか。で、これくらいの重さになると肩に担ぐのは、けっこうつらいのである。以来、やっぱりバックパックの方がラクかな、とずっと思っていた。

デイリーキャリー(毎日の持ち歩き用)として以前から第1候補に挙がっていたのは、EvergoodsのCPL24。これは日本の正規代理店がやっているショールームに現物を見に行ったりもしたが、唯一の問題点はDSLRをホルスターケースごと入れるには、やや奥行きが足りないところ。

使い勝手で定評の高いTom Bihn Synapse25に行こうとも思ったが、デザインとカラーセンスで思いとどまった次第。ついでに言えば、Synapseにはラゲッジ・パス・スルー(ローラーラゲッジのハンドルを通すループ)がない。これはCPL24も同じだ。Tortuga Setout Divideなら、こうした条件はすべてクリアするのだが、これまたデザインがピンとこない。帯に短し、たすきに長し。なかなか上手くいかないもんなのである。

そんなとき、ふと目に留まったのがThe Brown Buffaloのコンシールパック。


(毎度おなじみチェイス・リーヴスによるレビュー。V3は19Lと26Lバージョンの2サイズ展開)

チェイスが紹介しているのはアメリカ製のバージョン3で、これはパネル状のオーガナイザーポケットがベルクロ取り外し式になっている。USメイドということで価格は295ドルと、けっこう高い。もう少し安いといいんだがなあ、と思ってUSのウェブサイトを見ると、アジア製造のバージョン2が80ドルで販売されていた。今日のレートで8500円ちょっと、素材は420Dナイロンだが、これはなかなかリーズナブルだ。YouTubeを検索してみると、レビューも上がっている。

バージョン2は内部に脱着式のポーチがベルクロ留めされていて、取り外すとスリングバッグとして使えるようになっている(ストラップも付属)。メッシュポケットなどはないが、ラゲッジ・パス・スルーもあり、容量は19L。専用のラップトップ・コンパートメントもある。ドリンクホルダーは内部にふたつ。

現在公式ショップには見当たらないが、しばらく前にチェックしたときにはバリスティック・ナイロン製のバージョン2も販売されていた。購入したときのメールを見ると、価格は89ドル。日本までの送料が35ドル25セント。たしか420Dナイロン製のコンシールパックも、このときは70ドルくらいだった気がする。価格が改訂されたのかもしれない。ラゲッジ・パス・スルーはナイロンのベルトを横に一本縫い付けるというシンプルな構造だが、とくに問題なし。

付属のスリングバッグは、バックパックと同色でまあまあの作り。しかし個人的には旅行先で持ち歩くにはちょっと微妙だなと感じる。Peak Designのフィールド・パウチに同社製リーシュをつけたものを使う方が、質感、使い勝手ともによいのではないかと思った。


(バックパック内にホルスターケース+DSLRを入れ、身の回り品など入れると容量的にちょうどいい)

唯一の不満点はバッグの天面にクイックアクセス・ポケットがないこと。代わりにフロントポケットが左右ひとつずつ付いていて、背中側には貴重品用のシークレット・ポケットもある。このあたりは慣れ次第かもしれない。

というわけで日常使いのバックパック選びも一段落したのだが、Tom BihnからSynik(シニック)という新製品が発売された。ベストセラーだったSynapse19/25の進化型で、容量は22/30リットル。ラゲッジ・パス・スルー、専用のラップトップ・コンパートメントをあらたに標準装備し、バックパックの形状を保つためのフレームも付属しているようだ(Synapseとのきは別売だった)。

現在プレオーダー受付中で、価格は22リットルモデルが290ドル、30リットルモデルが300ドル。22はデイリーキャリー、30はトラベルバッグという位置づけのようだ。デザイン、カラーについては、今までどおりのTom Bihn流で、ここは好みの分かれるところであると思う。