今さら知ったエレクトロ・スウィングとJSM


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ヒットチャートに関連した音楽を聴いていたのは1990年代のなかばくらいまで。それ以降は新曲に興味が持てなくなり、まったくの時代遅れになってしまった。流す音源は1990年以前のものがほとんどである。今さら無理に合わせようとも思わない。義務や仕事で聴いているわけじゃないんだから、これでいいのだ。

新しい曲を聴く機会があるとすれば、街を歩いているとき、店に入っているときくらい。Youtubeの自動再生で知らない曲が掛かったりすることもあるが、そもそも最初に選ぶのが旧いアーティストばかりなので、たとえばEDMが再生されたりすることは皆無である。

街を歩くとき、日本ではイヤホンをつけていることが多いが(物売りの自動音声がすごくて、それをさけるために音楽を聴いている)、海外ではそういうことはないので、いきおいいろんな曲が耳に入ってくる。今回はとある店で「Just Some Motion」という人のPVに出くわした。本名をSven Ottenといい、ドイツの人。欧州の通信会社TIMのCMなどにも出演していて有名人であるらしい。

(JSMはダンサーで曲はParov Stelarというバンドのもの)

「エレクトロ・スウィング」というジャンルが欧州で流行っていることも今回初めて知った。40年代スウィングのエレクトロ的再解釈といった感じでYoutubeにはフレッド・アステアのダンスに「エレクトロ・スウィング」を合わせたビデオもアップロードされている。

(追記:音楽とダンス両方から追っていくと、エレクトロ・スウィングの元ネタは20年代のチャールストンだと思われる)

アメリカではラジオを介して新しい曲に出会うことが多かった。ニューオリンズのホテルの部屋でBeau Jocque and the Zydeco High Rollersの曲を聴いて(ジミ・ヘンドリックスのカバーだった)House of Bluesまで出かけていったのは、たしか98年のハロウィーンだったと思う。フロアに団体旅行のおばさんたちがたくさんいて何曲か一緒に踊らされた。ボーは翌年、心臓発作で亡くなってしまった。

セドリック・クラピッッシュの映画「CHACUN CHERCHE SON CHAT(邦題:猫が行方不明)」ではCeux Qui Marchent Debout(CQMD)というバンドの「Food for Love」という曲が気に入った。映像もサウンドトラックもとうに絶版なのだが、あまり苦労せずにVHSとサウンドトラックCDを手に入れることができた。Amazonとヤフオクの力はすごい(すごくないところも多々あるが)。

(ダーティ・ダズン・ブラス・バンドを思わせる演奏だなと思っていたら、彼らもルイジアナが好きらしい)

じつは冒頭のJSMのPV、曲名やクレジットを覚えていなくて、部屋に戻ってからGoogle検索で見つけた。検索ワードはたしか「A guy dancing in the room PV(男が部屋のなかで踊っているPV)」とかなんとか。それですぐに出てくるところがすごい。すごいと思いつつ、ややうんざりしたことも事実なのだが、これが今のリアルワールドなんである。距離のとりかたなど、ちょっと考えておく必要があるかもしれない。