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Arcido Faroe、Minaalの元ネタはこれか? | 本と映画とMusic
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Arcido Faroe、Minaalの元ネタはこれか?

旅行についてあれこれ考えるのは楽しい。どこへ行くか。何を見るか。どこに泊まるか。現地での移動手段。限られた日程をどう使うか。以前から考えている「ワンバッグトラベル・バッグ」問題も、こうしたサブジェクトのひとつだが、とくに正解があるわけではないので考えようと思えば、いつまででも考えていられる。

かれこれ半年以上もウェブ上のレビュー(YouTubeが中心)を見続けているので、知らない製品はもうあまりないかと思いきや、そんなことはないようだ。こんなのがあったのか、という製品にときどき出くわす。アウトドア系ブランドはあまり熱心にチェックしていないので、そっち系のトラベル・ラインナップということが多い。

今日はLowe AlpineのAT CARRY-ON 45というバックパックを「発見」した。こんなバッグである。

https://lowealpine.com/uk/travel/carry-on/at-carry-on-45-22
(こちらは公式ウェブサイトの製品ページ)

容量45L、ショルダーストラップが収納でき、付属のストラップをつけるとショルダーバッグにもなる。重さ1.36kg、ラップトップ収納あり。内部にはメッシュポケットがひとつあり、メインコンパートメントにはコンプレッション・ストラップが2本ついている。ヒップストラップ(ウエストベルト)はなし。

このバッグを見てすぐにMinaal Carry-on 2.0とArcido Faroeを連想した。AT CARRY-ON 45には、いわゆるテックオーガナイザーがないが、基本構成はかなり似ている。もしかして元ネタなのだろうか、などと不謹慎なことを考えずにいられない。

YouTubeでレビューされているのはキックスターターやインディGO GOでファンディングに成功した製品であることが多い。テックオーガナイザーもあり、デザインもいいので、そういうバッグのレビューを見るのは基本的に楽しい。しかし実際に自分が買うとなると話は別で、価格と内容が釣り合っているか、無意味に高額な価格設定でないか、といったことが俄然気になってくる(貧乏性ともいう)。

そういう観点から見ると前述のバッグたちは、ややオーバープライスだなと感じるものが多いのである。Minaalの場合、とくに価格設定が高めだと感じられる。バッグ本体が299ドル(送料別。日本の場合たしか49ドル)で、アクセサリーはすべて別売り。「この価格帯だったらショルダーストラップやヒップストラップが付属してもいいのではないか」と評していたレビュワーがいたが、ぼくもその意見に同感だ。Minaalを候補にするとき、つねにマイナス要素となるのは価格なのだ。

AT CARRY-ON 45の定価は95ポンド、アメリカで購入すると150ドル。Lowe Alpineはイギリスのメーカーだがアメリカのコロラドに倉庫があり、そこから発送してくれるという。ウェブサイトの説明によると送料は注文一件につき8ドルだそうだ。日本を含むアジアには対応していないが、アメリカの転送サービスなどを利用すればよく、そちらの送料込みでも200ドルちょっとで収まると思われる。

個人的には着替えも小物類もすべてパッキングキューブかポーチに入れてしまうため、オーガナイザーは必ずしも必須ではない。ショルダーストラップだって付属している。オーガナイザーポケットがないことに目をつむれば、ソリッド・チョイスといってもいいのではないだろうか。

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